しつけの難しさ
さて、オバマ大統領の広島でのスピーチは素晴らしかったですね。
気持ちの感じられる言葉を選び、米国の価値観や宗教観も交え、厳粛な雰囲気の中でも人間味のある内容でした。
彼の後の安倍首相のスピーチは、なんだかいつもとおきまりのフレーズを並べただけで、選挙演説のように聞こえてしまいました。
日本の代表として共同宣言したのならもう少し内容のあるものを、人の心にも訴えかけるものをと思います。
もちろん、滞在時間の短さや、その密度などにもっともっとという要求はありますし
スピーチの内容だけでなく今後の日米同盟のいくえがどのように進化していけるかが重要ではありますが。。
そして、ここ数日は北海道での少年が行方不明の事件を心配しています。
広い森林の中で、お子さんきっと不安なことでしょう。ご両親もこんなことになるとは思っていなかったでしょうね。
今は、何よりも少年の無事が一番と思いますが、
ご両親のしつけとして置き去りにした点、そこばかりをワイドショーがクローズアップしすぎていて腹が立っています。なんなら虐待と決めつけているかのような報道の様子ですね?
昔は、しつけとして頬を叩いたり、外に放り出したりなど普通にありました。
口で言ってわからなければ、ある程度の体を張ったしつけは問題ないと思います。
逆に、子供に何かあれば命をかけて守りますし、子育ては命がけなのです。
自分のことを本気で想っている、親の愛情を感じていれば虐待などど容易には思わないはずです。
もちろん、育児放棄や、忍耐しながら口できちんと説明することをせず手を出すのは言語道断ですが。プラスチックケースに子供を詰め込んだり、食事をほとんど与えない、タバコの火を押し付けるなどもってのほかですよ。
最近、不安になるのは家庭内での小さなこともすぐ拡散され、誤解やバッシングを受けやすい時代。
親がそれを恐れ、子育て・しつけマニュアルを欲しがり、その通りにしか子供と接することができなくなること。
しつけとは、親が命を張ることです。子供が社会で生き抜くために責任をもって、
自分の子供と向き合いながら一歩一歩進んでいくことです。
長くなってしまいましたが。。。私も子供が2人いますし、反抗盛りの男の子の利かなさは知っていますし、今日はいろいろ思うところがありました。
まずは、帰ってくる家族のために温かい美味しいご飯を作りたいと思います。
北海道の大和くん、早くご無事で見つかりますように。