アルパチーノ映画
録画していてみるのを忘れていた映画を、時間ができたのでひとりで観ました。
スケアクロウ、案山子を意味するこの言葉、劇中でとても大きな存在感を持つ言葉。
私の一番好きな映画は『ゴッドファザー』。(特にパート2)
そのためアル・パチーノ贔屓なところがあります。
もちろん、彼の狂気めいた迫真の演技の素晴らしさあってのことですが
アル・パチーノ映画は比較的観尽くしていたと思っていたのに
この映画はなぜか見落としていたようで今回が初めて。
感想は、すごく良かった。久々にみた切ない、男同士の友情。
特に、ジーン・ハックマンがアル・パチーノを信用した理由を伝える場面でのセルフ
『最後のマッチをくれたからだよ』なんてあたりはツボです。渋い、かっこいい!
そして、この時代の映画ってやっぱりいいですね。
最近の映画はやたら人が死んだり、タイムスリップしたり、
中身が入れ替わったりと深みがないものが多いですが
血の通った作品を見たなという満足感がありました。
もう40年以上前の作品、ネタバレなどは気にしなくていいのかもしれませんが
観たことがない方には是非オススメしたいです。
寒い日は、独身時代のようにゆっくりコーヒーでも飲みながら映画でもみたいなぁ。。